しまなみ海道を一度はサイクリングしてみたい。でも、せっかくの海の上の道を通り過ぎるだけではもったいない!
島での宿泊や観光地、一部だけのサイクリングを楽しむ方法を考えてみましょう。
もくじ
しまなみ海道サイクリングで宿泊するなら
しまなみ海道はサイクリングの聖地と言われていますが、それはある程度のレベル(競技をしてるとか)の人達にとっての話です。
初心者が楽しめるのは始めの1時間くらいで、後は体力的にもキツイしパンクや事故(自転車同士よくある)の危険もあり、ゆっくり観光する余裕は無くなるかも。
しまなみ海道サイクリング、初心者の所要時間、どんな自転車で持ち物は?
ましてや夏の暑い時期は無理です。
ですので、初めてで70Kmを走破するのはおすすめしません。
途中の島で宿泊して観光を組み込むと、しまなみ海道サイクリングを満喫できると思います。
観光のメインは、大三島・生口島がいいと思います。
できれば、どちらかの宿泊がいいでしょう。
大三島は、日帰り温泉が島内に2か所あるので、汗を流しに立ち寄ってもいいかもしれません。
多々羅温泉は和室休憩所があるので、ゴロ寝休憩もできますよ。
しまなみ海道サイクリングで観光地は
大三島は、大山祇神社の近くに大三島美術館や食事処、道の駅があるので、大三島観光はここをメインに置くといいと思います。
大三島をディープに巡るなら、美術館巡りのチケットがお勧めですが・・しまなみの島々巡りで一泊だと・・大三島美術館のみでいいかもしれませんね。
生口島の平山郁夫美術館は、かなりお勧めです。作品の真ん中に椅子もあり、座って、ゆっくり眺めたいような美術館です。
シアター上映(少年期~現代までのシリーズ編で、全部観ると1時間半くらい・・)もあります。
2泊の尾道側から始める場合
2泊される場合の尾道側から始めるおすすめコースです。
●一日目は尾道散策・尾道泊
●二日目
9時に尾道駅前港を高速船(瀬戸内クルージング)で出発です。
10時、瀬戸田港(生口島)着から耕三寺まで徒歩で約500mです。
しおまち商店街での食べ歩きがおすすめです。
玉木商店(ローストチキン・モモ)や岡哲商店(コロッケ)があります。
その後、耕三寺・未来心の丘(カフェ有り)へ。
耕三寺周辺で昼食です。
・蛸処 憩
・すいぐん丸
・ドルチェ耕三寺前店(ジェラート)などがああります。
14時、平山郁夫美術館
瀬戸田町観光案内所(美術館前)で自転車を借りて多々羅大橋を渡り大三島へ。
(海沿いの走りやすい道、多々羅大橋に上がる道がちょっとしんどい。約60分。)
16時、大三島
多々羅しまなみ公園・レストランお土産物。
近くに穴場温泉の多々羅温泉有り、宿にチェックインして夕食までの間に行くのもおすすめですね。
大三島泊
おすすめ宿「富士見園」
多々羅しまなみ公園から約1.5km
(土日は宿泊客でいっぱい。)
三日目
富士見園から自転車で
約5km、30分
10時、大山祇神社(おおやまづみじんじゃ)
★詳細な地図や周辺情報はこちら【楽天たびノート】★
宝物館
大三島美術館
大山祇神社周辺で昼食
・食事処 大漁(名物海鮮丼の行列店)
・せとうち茶屋(和食からパスタ、ピザも有る)
14時、しまなみ多々羅公園(自転車返却)
しまなみ多々羅公園前の
大三島BS(バスストップ)から
高速バスしまなみライナー
福山駅行き、約50分、1700円
福山から新幹線で東京。
島を堪能して、楽に帰京できるおすすめルートになります。
しまなみ海道サイクリングでおすすめコースは
しまなみ海道の少しの区間をレンタル自転車で走りたい場合
しまなみ海道の少しの区間をレンタル自転車で走りたい場合、車ではなくバスや電車を使って来られるなら来島海峡大橋往復がよいでしょう。
橋までの高低差が少ないサンライズ糸島で自転車をレンタルしましょう。
普段全く自転車に乗らない、運動もほとんどやらない人であっても、登り坂ではさっさと歩くことにすれば、宮窪まで行っての昼食が可能だと思います。
見どころは村上水軍博物館です。
昼食は博物館前の、漁協経営「能島水軍」をオススメします。
サイクリングに慣れてる人でしたら、瀬戸田(生口島)での昼食になると思います。
糸山から来島海峡大橋への登りで気力を失った場合、無理をせず、道の駅よしうみいきいき館でのんびりと過ごしてください。
週末や祝祭日だと、10時にはスポーツタイプの自転車が残っていないかもしれないのが問題です。予約がオススメです。
高速バス「しまなみサイクルエクスプレス」をご利用の場合
サイクリング用の自転車を持ち込める高速バス「しまなみサイクルエクスプレス」の運行が「おのみちバス」(広島県尾道市)によって始まりました。
JR尾道駅など尾道市中心部と愛媛県今治市の市街地を結び、しまなみ海道を往復しています。
しまなみ海道は瀬戸内海の島々を眺められるサイクリングコースとして人気で、自転車専用レーンが整備されています。
しかし、片道約70kmもあるので、初心者にはやや距離が長すぎますよね。
このため、片道だけのサイクリングや、希望する場所からスタートできるよう、自転車と一緒に移動できるバスの運行をはじめました。
これで”無理に1度に往復しなければ、車を置いた場所に戻れない”という不便は解消されましたね。
まとめ
ゆっくり景色を満喫しながら島々を観光する”しまなみ海道サイクリング”おすすめです。