女性でも薄毛や抜け毛で悩んでいる方が多いようです。
年齢とともに痩せていくのは仕方のないことですが、乾かし方でボリュームアップして見せることができます。
まずは、抜け毛の種類を見ていきましょう。
髪のボリュームアップ 女性の悩み
女性の抜け毛の種類にはどんなものがあるのでしょうか?
●びまん性脱毛症…髪が細くなったり、分け目のボリュームが減ったり、頭髪全体が薄くなるのが特徴です。加齢によるホルモンバランスの乱れや、不規則な生活、ストレスなどが原因と考えられています。
●FAGA(Female Androgenetic Alopecia)…閉経後に起きやすく、女性男性型脱毛と呼ばれています。女性のカラダにも微量にある『男性ホルモン』が、閉経後にはホルモンバランスが変化することで相対的に優位になり、『抜け毛』を引き起こしやすいのです。
●牽引性(けんいんせい)脱毛症…ポニーテールやアップスタイルなど、髪を引っぱることで発症します。
●分娩後脱毛症…出産後、一気に髪が抜けてしまう。
などもあります。
髪のボリュームアップ ドライヤーの乾かし方は?
髪がぬれているうちにドライヤーの熱を髪の内側から当て、空気を入れるように乾かします。ブラシを使い、毛の流れに逆らって乾かすようにすると効果的です。毛の根元の立ち上がりが大きくふんわりと仕上がります。つむじ部分が割れて地肌が見えがちなら、つむじに向かって髪を集めるようにドライヤーを当てるといいでしょう。
その他にもドライヤーの使い方で気をつけることがあります。
●シャンプー後はすぐに髪を乾かしましょう
洗髪後、乾いたタオルでまず髪全体の水気を軽くとり、その後、タオルで髪をはさみ、軽く押さえるようにしてタオルドライします
●ドライヤーは風量の強いものを
ドライヤーをあてる時間は、短ければ短いほど髪に負担をかけません。
できれば1,000~1,200Wの風量の強いドライヤーを使って、水分を飛ばしながら短時間で髪を乾かすようにしましょう。
●ドライヤーは必ず15~20cm離す
髪に60度以上の熱を与えると、髪の内部のたんぱく質の構造が変性して大きなダメージとなります。
高熱を当てないためには、ドライヤーを15~20cm離して使うこと。また、一カ所に集中して当てるのも避けましょう。
●暖冷風を切り替えて乾かす
少しでも、早く乾かそうと温風だけで乾かすと、髪がどんどん乾燥してしまい、痛むだけでなく髪型もまとまりません。
温風と冷風を使い分けながら乾かしましょう。温風と冷風を5:1くらいの割合で当てるのがベストです。
髪のボリュームアップ 頭皮マッサージのコツ
頭皮の血行を増やせば、髪のハリやコシを取り戻せます。
指の腹でマッサージを続けてみましょう。
●頭皮の血行を促すツボが育毛のツボ
体に不調があると血行が悪くなり、頭皮への血液の流れも当然悪くなります。その結果、髪の毛根に栄養が十分行きわたらなくなって抜け毛や薄毛といったトラブルが起こります。そこで、ストレスや肩こり、首のこりなどをやわらげて血行を促すツボを刺激してやると、頭皮への血液の流れもスムーズになるというわけです。
●風呂上りにリラックスして行いましょう
ツボ指圧に最適なタイミングは、筋肉がゆるんで血液の循環がよくなっている風呂上りです。頭を洗って育毛剤をつけた後なら、よりGood!好きな香りや音楽を楽しみながら、ゆったりした気分で行いましょう。疲れがひどいときやお酒を飲んでいるとき、極端な空腹時や満腹時は避けたほうが無難です。
●80%程度の力でゆっくりと指圧します
強く押したり長く押し続けると内出血する可能性があるため、一ヶ所につき1~3分をめやすに、80%程度の力で押すようにします。ゆっくりと息を吐きながら押し、息を吸いながら指をゆっくりと離すのがコツ。自分が気持ちいいと感じるレベルで行うことが大切です。
まとめ
地肌に良いことをすることが大切です。
頭皮を爪を立てて洗わないようにする。
髪を乾かす時にタオルでゴシゴシこすらない。
ドライヤーをかける時、高温の風で頭皮を乾かさない。
カラー・パーマはしないようにする。
タバコを吸わない。
ストレスを溜めない。
時間がある時は自宅でヘッドスパをやる。
すすぎはしっかりと。
髪を増やすというよりは、地肌をいたわり、今の常態をキープすることの方が大切です。