愛媛新聞では、夏目漱石の“坊ちゃん”を連載小説として掲載しています。
懐かしく再読しているところですが…小説の中で、足しげく通っていた温泉は道後温泉のことですね。
>>道後温泉の観光スポット、所要時間とおみやげ・グルメのお薦めは?
道後温泉で今年もアートイベント
2014年には、道後温泉本館の築120年に合わせて現代アートの祭典“道後オンセナート”を開催して、好評を博しました。
「最古にして最先端。温泉アートエンタテイメント。」をテーマに、国際芸術祭「道後オンセナート2014」は注目されたイベントですね。
「オンセナート」とは、”温泉”と”アート”を組み合わせた造語で、会場は、道後温泉本館だけでなく、道後駅周辺、道後公園、商店街など道後地域全体で開催されました。
グランドオープンの2014年4月10日から、道後温泉本館は気鋭のメディアアーティストによってアート作品へと変貌。
また、泊まれるアート作品群「HOTEL HORIZONTALl」や道後の街角に影絵を設置する「道後夜話」などの体験型アートを点在させ、昼も夜もまちを巡りながら道後エリアの魅力を最大限に味わえるのが特徴でした。
草間彌生さんをはじめ国内外の50組程度のアーティストが道後を彩ったことでも話題になりました。
その効果もあって、2014年の道後温泉の宿泊数は前年に比べて約7万人増加して88万7000人になりました。
これは、過去10年間で最も多かったということで、松山市は2015年にも昨年に続くイベントを5月から来年2月まで10ケ月間開催すると発表しました。
蜷川実花さんがメインアーティストで!
5月1日から始まるこのイベントは、なんと写真家で映画監督の蜷川実花さんをメインアーティストとして開催されるのです。
蜷川さんといえば、花や昆虫、動物などを鮮やかに表現するのが特徴で、「さくらん」(2007年)や「ヘルタースケルター」(2012年)などの映画作品も話題になりました。
またファッションブランドとも連携するなど幅広く活動されていますね。
蜷川さんにしかできないアート企画、今から楽しみですね。
道後アート2015とは?
第1弾として、道後温泉本館の陣幕や、椿の湯などののれんを蜷川さんの作品で飾りつけたり近くの商店街アーケードに蜷川さんデザインのちょうちんで飾ったアーチを設置。
路面電車は蜷川さんの写真でラッピングされるのです。
7月に第2弾、10月に第3弾として作品を追加していく予定だということです。
そして道後温泉本館や各旅館などで蜷川さんデザインの浴衣の貸し出し、道後温泉本館のライトアップなども検討されているそうですよ!
まとめ
道後温泉で蜷川実花さんとコラボしたアートイベント決定。
去年の道後オンセナートを体験した人も 見逃した人も 是非、道後温泉×蜷川アートを楽しみましょう。