小学校一年生の夏休みは、小学生になって初めての宿題のある長期の休みですね。
宿題の中に自由研究を見つけたら、悩まないように手立てを考えておくのが大事です。
そのためには、普段から子供の好きなことや疑問に思っていることをチェックしておいて自由研究につなげちゃいましょう。
小学一年生の自由研究どんなもの?
長い夏休みですが、計画をしていないとあっという間に終わってしまいますので、早めに子供の興味のあることからテーマを決めておくほうがよいでしょう。
観察は、夏休みならではの自由研究に向いています。
あさがおを授業で育てて、それを夏休みに持ち帰るという学校も多いと思いますが、それを観察するなら、授業の延長で取り組みやすいのではないかと思います。
朝のつぼみが開いていく様子や開いた時刻など・開いた花の様子・しぼんでしまった花の絵や時刻をそれぞれの時間軸にそって書きとめてまとめていきます。
形だけでなく色の変化にも注目してみましょう。
あさがおではなくてもその他の花でも応用できますね。
そして花以外のもの。
例えば
● 蟻の巣が近くにあれば、チョコレートに砂糖・ジャンクフード・食肉・野菜などを巣の近くに置いてみて、どの食材に蟻が寄ってくるのか観察してみましょう。
● 雲の様子を観察してみましょう。
● スイカを食べる家庭なら、スイカ1個あたりにどのくらいの種があるのか?
● 家の近くにどんな虫がいるのか?蝉やバッタの観察。
上記のような事でもいいのではないでしょうか?
自由研究について難しく考えることはなくて、子供が普段から興味を持っていることを観察すること、これが最も身近で取り組みやすいのではないでしょうか。
夏休みならではの小一の自由研究のおすすめ
庭にある植物の葉や花を観察するのも良いですが、押し花やうちわを作ってみてはどうでしょうか。
お子さんと散歩に出かけてみて見つけた植物を図鑑を使って調べた後で、作品にできていいですね。
朝顔の押し花
また、自宅でめだかを飼っている方も多いですね。
ホームセンターで購入することもできます。
オス一匹とメスを数匹同じ水槽に入れておくと産卵の様子を見ることもできて、夏休みだからこその『めだかの観察』をすることができますね。
めだかの飼育と増やし方/雄雌の見分け方など
小一の自由研究まとめ方
一年生には、絵を描いて字を書くということが精一杯ですよね。
あさがおの観察なら、画用紙一枚に
● つぼみの絵をスケッチ(何時何分の様子)
● 開花した絵をスケッチ(何時何分に咲いたよ)
● 花がしぼんだ絵をスケッチ(何時何分の様子)
他に色の変化や気づいたことを書き足します。
最後に感想を書きます。
字や絵のレイアウトを考えて、鉛筆で薄い線を引いてあげるとまっすぐに書くことができます。
その後で線を消して仕上がりのための手伝いを少しするだけで、見た目がかわると思いますよ。

もう少し学年がすすんで、実験をする時にまとめで必ずいる事がいくつかあります。
② 目的(○○を調べるために△△をしました)
③ 仮説(観察や実験の前に予想する)
④ 方法(観察や実験の方法をまとめます)
⑤ 結果(表やグラフに番号を入れます)
⑥ 考察(結果から何が言えるか)
⑦ まとめ(わかったことを箇条書きにまとめます)
⑧ 今後の課題(次のためにやり残したことを書きます)
⑨ 参考文献・資料(参考にした本などのリストを書きます)
まとめ
小学校一年生の自由研究は観察がおすすめ。
興味を持っていることをテーマにしよう。