脚が張った時のセルフマッサージをご紹介します。
関連した動画も載せていますので、一緒にご覧ください。
① 大腿部全体を手のひらで擦ります。
太もも全体を膝から大腿部のつけ根まで、手のひら全体を使って軽くなでます。
ポイント 膝の下にタオルを置く
筋肉を緩めた状態でマッサージをすると効果的です。
脚を伸ばして座った状態で膝の下にタオルを置くと、軽く膝が曲がる姿勢になり、大腿部の筋肉が緩みます。
② 太もも全体をつかみます。
ふともも全体を手のひら全体でつかみ、膝から大腿部のつけ根にかけてつかんで押します。
内側と外側で行います。
特に内側(内転筋群)は大きくしっかりつかんで行います。
ポイント 両手で外側と内側を同時に行う
両手で外側と内側を同時に把握し、圧迫を行います。
特に内側を丁寧にマッサージします。
③ 太ももを手のつけ根で押して揉みます。
手の平のつけ根部分を使って、膝から腿のつけ根にかけて押した後に揉みます。
④ 大腿部の錘揉状揉捏
揉捏の方法
太ももを両手でつかみ、きりで穴を開けるような動きで、膝から腿の付け根までを揉みます。
⑤ 大腿部・腰部のセルフの伸展法
1.仰向けに寝た状態で、一方の脚の膝と股関節を曲げて、膝を胸に近づけるようにして、殿部から腰部にかけてストレッチします。
2.仰向けに寝た状態で、一方の脚を膝・股関節を90度屈曲した状態で反対側に倒して、殿部から腰部にかけてストレッチします。
1も2も10~20秒を3回ずつ行います。
⑥ ストレッチポールによるハムストリングのセルフマッサージ
ハムストリングの下にストレッチポールがくるように座り、ハムストリングの停止部から起始へとボールを転がします。
圧痛(凝り)がある箇所では、痛みが減少するまでポールを長めに当てます。
参考文献
基礎から学ぶ!スポーツストレッチ(ベースボールマガジン社)
![]() 基礎から学ぶ!スポーツマッサージ [ 溝口秀雪 ] |