食生活を見直すことで、花粉症の症状を抑えられるのでしょうか?
病院に行ったり、薬を飲むのに抵抗があるのなら、食べるものから見直してみませんか?
花粉症は食生活で改善できる?
花粉症がつらいのだけど、薬を飲むのに抵抗がある方は、食生活で改善できます。
肉食が中心の欧米型の食事は、高カロリーで動物タンパク質の摂り過ぎになります。
そして、異物への反応が過敏になることで、アレルギーを起こしやすい体質になるといわれています。
● 外食やコンビニ弁当が多い。
● 主食はパンが多い。
● 洋食が多い。
● 甘いものが好き。
● 冷たいものが好き。
● 野菜が苦手。
などに当てはまる方は、高カロリー・野菜不足・油物が多い・栄養バランスが悪い
・砂糖が内臓を冷やす、といった花粉症の症状を呼び起こすからだになりやすいともいえます。
不規則な食事時間、食品添加物の過剰摂取などもからだの免疫力を下げます。
バランスの良い食事をして、免疫力を上げることで、花粉症の症状を良くしていきましょう。
● 外食を減らして自炊する。
● 野菜を積極的に摂る。
● 魚を多く食べる。
● 主食は米飯中心にする。
● 甘いものは週1回。
などを心がけてみましょう。
花粉症に効果のある食べ物は?
① タンパク質を適量摂るのは大事なことですが、肉類より魚介類、中でも青魚がおすすめです。
青魚には、EPAやDHAが豊富に含まれています。
EPAとは、血中の中性脂肪や悪玉是捨てルールを減らし善玉コレステロールを増やす、欠陥の弾力性を保つ、血液をサラサラにするなどの効果が期待できます。
DHAは悪玉コレステロールを減らし善玉コレステロールを増やす、血液をサラサラにする、動脈硬化を予防する、脳の活性化や神経組織の発達を促進するなどの効果があります。
EPAやDHAは魚の脂に含まれていますので、刺身や寿司でいただくのが一番いいのですが、加熱調理で上手に摂るには、ブリ大根やブイヤベースなど汁ごといただけるような工夫をして丸ごと食べると栄養素を無駄にしませんね。
これらをたくさん摂取すると、アレルギー症状を引き起こす物質ができにくくなります。
体内でつくることができない成分ですので、食品やサプリメントで積極的に摂りましょう。
② 日本で古来より食べられてきたシソは、殺菌作用があり、栄養価も高く、カロテン・カルシウム・鉄・食物繊維・ビタミンを豊富に含んでいます。
最近注目のシソ油(α-リノレン酸を大変豊富に含むのが特徴です。)
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③ レンコンのネバネバ「ムチン」は、粘膜を保護して毒素を出してくれる働きがあります。
切ったときに黒く変色させる成分「タンニン」は老化や病気の原因となる活性酸素を除去する働きがあります。
これらが免疫機能を活性化する効果があるのです。
これらの食品を積極的に取り入れながら、バランスの取れた食生活を心がけましょう。
花粉症にお茶は効果あり?
緑茶には、「カテキン」や「カフェイン」などが含まれていて、アレルギー症状を引き起こす肥満細胞の働きを直接抑える作用があります。
「カテキン」は吸収が早いというのが特徴で、皮膚や粘膜を保護したり殺菌消臭の効果があります。
普段のコーヒーや紅茶を緑茶に置き換えてみましょう。
できたら、1日2リットル飲むのが理想ですが、粉末にしていろいろな料理に使うこともできます。
たとえば、ケーキやクッキーに混ぜたり、ヨーグルトにかけて使います。
ゆで豚、ゆで鶏を作るときに緑茶を使うといいい香りがつきますよ。
濃く煮出して、うがいに使うと口臭予防と風邪予防にもなります。
まとめ
日本食ブームと言われています。
魚や野菜中心でバランスのとれた和食が花粉症によさそうです。
食生活を見直して、花粉症に負けないからだを作りましょう。
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