サツマイモの季節ですね~。
我が家もご近所さんから大きなサツマイモをいただきました!
でも、掘り立てのサツマイモは甘みが少なく美味しくないっていいますよね。
どうすればいいのか見ていきましょう。
甘くないサツマイモを甘くするには
掘りたてのサツマイモはおいしくありません。
サツマイモは掘ってから貯蔵しておくことで糖化しておいしくなります。
14度くらいのところに2週間くらい置いておきましょう。
また、サツマイモは冷やすと腐りますから冷蔵庫で保存してはいけません。
新聞紙に包んで、涼しく風通しのよい暗いところがオススメです。
2週間置いても「焼いて甘くないサツマイモ」は、色々なジャガイモ料理にも応用出来ますので試してみて下さい。
味噌汁に入れたり、蒸かしてマッシュにし、マヨネーズなどで味を調えてコロッケやサラダにするのもおすすめです。
乱切りして、鶏手羽先と一緒に素揚げして、焼肉のタレと砂糖を煮詰めて絡めるとご飯のおかずになりますよ。
あとは砂糖+他の食材を加えれば芋ようかんやスイートポテト、芋プリンなどの簡単につくれるおやつにもなります。
おすすめは<オレンジジュース煮>です。
① さつま芋は1.5cmぐらいの厚さに輪切りして皮をむいたら水にさらします。
② 水から茹でて、茹でこぼし、さっと洗ってからもう一度鍋に入れます。
③ 果汁100%オレンジジュース(ひたひた)と砂糖を加えて煮汁がなくなるまで煮詰めると出来上がりです。
サツマイモの量でオレンジジュースの量が変わりますが、オレンジジュース150cc あたり 砂糖大さじ1/2を目安に調整してみて下さい。
おやつ感覚で食べられて美味しいですよ!
また、蒸かしてスライスにするかまたは短冊にして干すと美味しい干しイモになります。
焼いてしまったものを甘くしたいのであれば、(冷めていれば温めて)中身をくりぬき、(できれば、裏ごしして)お好みで砂糖とバターを加え、茶巾絞りにするとそのまま食べられますよ。
サツマイモ電子レンジで甘くする方法
普通に電子レンジでラップに包んだサツマイモを加熱してはいけません。
サツマイモが、65度~70度で10分間温めることで甘くすることができるのです。
具体的にやり方を見ていきましょう。
① 新聞紙で包んだサツマイモを電子レンジのターンテーブルに中央を避けて離してのせます。
② 「レンジ強」で2分加熱します。
③ その後「解凍」 で 12~15分加熱します。
加熱ムラをなくすため 途中で1度上下を返す。新聞紙の上から握ってみて 柔らかくなっていれば完成です。
電子レンジで12分で甘くできるなら手軽で便利ですね。

サツマイモの甘い焼き方
さつまいもの甘味を最大限に引き出すには、石焼き芋や、焚き火あとの置き火の灰の中に入れるなどに代表されるように、ごく弱火でじっくり時間をかける方法が一番です。
● オーブンで焼く!
オーブンに低温で90分(予熱無しで)新聞紙とアルミホイルで包んださつまいもを天板の上に並べ、オーブンで焼きます。160~170℃で、約60分~90分。
時間がかかっても良いなら、オーブンが確実なやり方のようです。
● 炊飯器を使う・・・その①
サツマイモをよく洗い、100ccの水と一緒に炊飯器に入れます。
あとはお米を炊く時と同様に炊けば大丈夫です。
● 炊飯器を使う・・・その②
ねっとりに作りたいときは、さつまいもと水3合目くらいまで入れて玄米モードで炊きます。
● 鍋で石焼いも!
捨ててもいいような鍋、もしくは激安の鍋に、キリで15~20個くらいの穴をあけます。
そこに、大きくて丸い石を敷き詰めます(なるべく均等がいいです)
準備した鍋に芋をならべ、時間をかけてゆっくり火にかけます。冬はストーブの上においておくだけです。
鍋は繰り返し使えます!
まとめ
・掘り立てのサツマイモは甘みが少ないので2週間程度寝かせる。
・甘くないサツマイモは料理やお菓子に使おう!
・ごく弱火でじっくり時間をかけることが大事だが、”70度を10分間”というのはレンジでも再現できる。
これからの季節サツマイモを堪能いたしましょう!